美容師さんがパーマ施術で使う「パーマ液」…
これが、結構間違った使い方をしている美容師さんが多いように思います!
そこで!本記事で本当に正しい「パーマ液塗布手順」を解説します
明日から使える内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
気になるパーマ剤1剤の中身はこちら!↓
パーマ液の正しい塗布手順
パーマ液の正しい手順をあえて紹介するのは、
1液(還元剤)→酸リンス(TG/アシット)→2液(酸化剤)
の手順で使っている美容師さんがまだまだ多いから!です。
しかし、この手順でパーマ液を塗布すると
- パーマが取れやすい
- ハリのないだれたパーマになる
- そもそもちゃんと当たらない
っといった現象が起きるんです!!
(酸リンス(TG/アシット))
◯おそらく上記の手順でパーマ液を塗布している美容師さんは
①1液(還元剤)=シスチン結合の切断
②酸リンス(TG/アシット)=1液の働きを止める
③2液(酸化剤)=シスチン結合の結合
ってな感じのイメージでしょう!
しかし、これが大きな間違い!
本当に正しいパーマ液の塗布手順は
1液(還元剤)→2液(酸化剤)→酸リンス(TG/アシット)
これが正しい「パーマ液塗布手順です」。
◯ポイントは酸リンス(TG/アシット)を2剤をつけ終わった最後に塗布するということ。
✂︎酸リンス(TG/アシットを最後にする理由)
まず、髪の毛を1剤で還元(シスチン結合の切断)すると、髪の内部はイオン化して、
2剤の「酸化剤で再結合しやすい状態」になっています。
その、「酸化剤で再結合しやすい状態」に酸リンス(TG/アシット)をかけて、酸性化してしまうと、
◯「酸化剤で再結合しやすい状態」が→「酸化剤で再結合にくい状態」
になってしまうのです。
正しくは、髪の毛がアルカリ状態のまま2剤の酸化剤をかける必要があるのです。
とはいえ、髪の毛をアルカリ性にのままにするのは良くないので、
2剤をかけた後に酸リンス(TG/アシット)をかける
1液(還元剤)→2液(酸化剤)→酸リンス(TG/アシット)
という手順が正しいのです。
ぜひ明日から実践してみてください!!
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