オキシ濃度による使い分けや、特徴を解説していきます。
カラー選定をしていく上で、必ず頭に入れておいてほしい内容だ。
ではまずは、オキシ濃度別の役割をみてほしい↓↓
1% | 染毛には十分が、脱色はほとんどなし |
3% | 確実な染毛と、少しの脱色 |
6% | 染毛も脱色も確実に行う |
基本的にはこのような認識だ。もう少し詳しくみていこう。
✂︎オキシ1%
オキシ1%は、染毛には十分だが、脱色はほとんどしない。
◯カラーの明度を上げたい場合には適してないが、染色するのには十分なのだ。
なので、ブリーチ後のオンカラーなど、明度を上げずに色を染める場合などに適している。
必要以上にダメージさせずに染色させられるので、こういった場合は1%で対応しよう。
✂︎オキシ3%
オキシ3%は、明度は少しは上がるが、あまり上がらない、
染毛は3%もあれば十分できるのが特徴。
なので、既繊毛で、明度を上げない場合や、明度を下げたい場合に適している。
1%とは違い、少しではあるが、残留色素やメラニンを削れるので、1%よりしっかり染色できる
✂︎オキシ6%
オキシ6%は、脱色も染色もしっかりできるので
新生毛の明度を上げてしっかり染めるときに適している。
◯ただし、根本2センチ付近に塗布すると、体温の影響で急激に明度が上がりやすいので、
時間差で塗ったり、根本だけ暗めの薬剤で塗り分ける必要がある。
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