パーマ施術をやっていくに当たって、パーマ剤の知識も多少必要になるだろう。
そこで前回は、「パーマ剤1剤の中身」についての記事を披露したのだが、
次は当然「パーマ剤2剤の内容成分」だw
ついでに、2剤の役割についても軽く振り返っておこう。
パーマ剤2剤の中身とは!?
※まずパーマ剤2剤の役割は、1剤によって切られた「シスチン結合」を再結合するのだ。そんな役割がある。
◯そんなパーマ剤2剤の内容成分は主にこの二つに大別される
- 有効成分
- 添加剤
まず、添加剤は1剤と基本的に同じようなものを使う(こちらで確認↓)
1剤との相乗効果で、効果の増強を狙うらしい。
では有効成分(酸化剤)はどんな成分なのか…
これはすごく大事!!
✂︎有効成分(酸化剤)の成分は??
2剤の有効成分(酸化剤)には何が使われているのか…
その答えはこれだ↓↓↓
- 臭素酸塩
- 過酸化水素水
基本的にこの二つのどちらかを使っている場合が多い。
では、この二つはどう使い分けるのか??
◯ざっくりで言うと、過酸化水素に比べて、臭素酸塩の方が、穏やかな酸化作用を持ちます!(臭素酸塩の方が弱いってことw)
過酸化水素>臭素酸塩
って感じ。
なので、臭素酸塩は使用後、「髪の毛の脱色がされない事」や「髪の毛や頭皮に優しい」メリットがある。
◯そんなメリットがある臭素酸塩ですが、力が弱い分、過酸化水素に比べて、長時間放置する必要があるのがデメリットになるのだ。
まあこんな感じ↓↓
メリット | デメリット | |
臭素酸園 | ・使用感が良い ・髪の毛の脱色が起きない | ・長時間放置が必要 |
過酸化水素水 | ・酸化作用が強い ・短時間で酸化できる | ・髪の毛の脱色が起きる可能性がある |
◯パーマの2剤は意外と軽く見られがちですが、2剤はパーマの成功に大きく関わってくるので、目的に合わせて、使い分けるようにしてください。(練習頑張ろう!!)
そんな感じで、今回はパーマの2剤についてでした。
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