カラー剤の2剤である「オキシ/OX」は、どんな役割を果たしているのだろう…
◯本記事では、そのオキシの役割について理解していただく。
オキシは、カラーをしていく上で、かなり重要な役割を果たすので、是非オキシについて理解を深めていただきたい。
では早速いこう!
※カラーが髪の毛に染まる仕組みはこちらから↓↓
オキシはこんな役割をしている
まず、オキシとは、酸化染毛剤(カラー剤)の2剤として使われるのはご存じだろう…
◯そんなオキシは主に2つの役割がある。
- カラー剤の発色と染色をさせる
- 髪の毛のメラニン色素の脱色
まず2剤であるオキシ、はカラー剤の1剤と混ぜることで、「活性酸素」というものを発生させる。
この活性酸素が、1剤中の染料と反応して、「発色+染色」をしていくのだ。
✖︎つまり、オキシの働きがなければ、カラー剤は発色しません。
※全く発色しないわけではないが、髪の毛がしっかり染まることは無い(その理由はこちら↓)
◯そして、オキシの働きのもう一つは、「脱色」です。
これも、オキシが発生させる「活性酸素」によるものです。
つまりオキシは、髪の毛の色を脱色させながら、染色もしているという
2つのことを同時進行させているのです。
ちなみに、そんなオキシにも、「オキシ濃度」があって、日本では1%〜6%のオキシが使用可能で
その中で、主に「1.5%・3%・4.5%・6%」が使われることが多いです。
ってことで、オキシ濃度の使い分けに関しては、次の記事で解説しますので、カラー習得のために是非読んでみてほしい。
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