ヘアトリートメントはどのような成分でできているのでしょうか?
また、「トリートメント」「コンディショナー」「リンス」などの商品がありますが、これらはどんな違いがあるのでしょうか?
普段何気なく使っていますが、実際のところ、よく分からずに使っていますよね!!
その答えを解説していきます!!
ヘアトリートメントの成分
ヘアトリートメントの主成分は「カチオン界面活性剤」と言われるものです、また「ヘアリンス」や「コンディショナー」の主成分も「カチオン界面活性剤」となります
その「カチオン界面活性剤」の働きは毛髪の表面にイオン結合して、表面に層を作ることによって「帯電効果」を発揮します
また、カチオン界面活性剤は、、衣類の柔軟剤にも使用されているように、繊維を柔らかくする作用があり、そのため、カチオン界面活性剤を主成分とした「ヘアリンス」や「ヘアトリートメント」をつけた毛髪は、静電気を浴びないために、広がりにくく、しなやかにまとまりやすいのです
ヘアトリートメントとヘアリンスの違いについて
ヘアリンス剤は主に、毛髪表面の帯電防止を目的とした製品で、他のコンディショニング成分はあまり多くないのが一般的です!
ヘアリンス剤は髪をサラッとさせることがメインになってくる感じですね!
これに対して、ヘアトリートメント剤には、カチオン界面活性剤(帯電防止効果)の他に、油分やPPT(ポリペプチド)、アミノ酸などのコンディショニング成分が高濃度で含まれています
毛髪に塗布されたトリートメント剤中のコンディショニング成分は、徐々に毛髪内部に浸透して、コルテックス内の欠落した間充物質(マトリックス)を補い、水分保持力や、毛髪の弾力などの機能を補修します
トリートメント剤は、サラッとさせると共に髪の毛自体も修復する感じですね!これは素晴らしい!!
コンディショナーとは
コンディショナーの定義は特にはありませんが、一般的に「トリートメント剤」と「ヘアリンス」の中間的な物が多いようです
コンディショナーは、トリートメント剤ほど、髪の修復をしませんが、毛髪補修の機能も持ち合わせている弱いヘアトリートメント剤と位置付けられているようです
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