※美容師さんがする「パーマネントウェーブ(パーマ)」について書いています。
美容師さんがパーマをする際には、髪の毛に「ロッド」を巻いてパーマを当てます。
パーマは、その「ロッド」の回転数(何回転文巻くか)によって、ウェーブの出方が変わってきます。
つまり、美容師さんは「ロッド」を出したいウェーブに合わせて、選定していくのです!!
ですが、意外と「ロッドとウェーブの関係」がわかっていない美容師さんも多いのが現状…
そこで、今回僕が「ロッドの回転数とウェーブのでかた」を検証してみたので、本記事でご紹介していきますので、ご参考ください。
この記事を読むとこうなる…
- ロッドを考えて選定できる
- 画像を見たときにロッドを判断できる
- パーマの理解が深まる
YouTubeでもやってます↓↓
ロッドの回転数とウェーブのでかたを検証
✂︎ロッド回転数の検証内容
- 12mmロッドを1回転から半回転ずつ上げていってウェーブの出方を見る
- 薬剤をつける
- ドライ後のウェーブを見る
としきくん
これが理解できるとパーマも上手くいきそうだね♪
✂︎ロッド回転数検証の前提条件
- 全て12mmのロッドを使用
- オンベースで巻く
- ステム45°で巻く
- 薬剤はチオグリコール単品
- 放置タイム
《10分還元→TG+酸化剤5分放置→酸化剤10分放置→水洗》
◯検証の条件は以上です♪
としきくん
それでは、検証の結果を見ていきましょう!!
✔︎検証開始
◯まずはロッドオン!
左から順に「1/1.5/2/2.5/3/3.5」回転に巻きました。
◯薬剤を塗布(チオ単品)
《10分還元→TG+酸化剤5分放置→酸化剤10分放置→水洗》
◯薬剤放置後水洗
↓ロッドアウト後水洗後のウェーブ↓
としきくん
いい感じにウェーブしましたね!
◯ドライして完了
しっかりドライした状態で、結果を見ていきます♪
✔︎ロッド1回転
1回転
- 毛先に軽く内巻きのカールがついた
- 軽い内巻きボブや毛先に少しカール感が欲しいスタイル向き
✔︎ロッド1.5回転
1.5回転
- sカールに近いウェーブが出ている
- 軽くウェーブを出したい方向き
✔︎ロッド2回転
2回転
- カールというよりウェーブになってくる
- しっかりウェーブが出始める
✔︎ロッド2.5回転
2.5回転
- さらにウェーブ感が出ている
✔︎ロッド3回転
3回転
- しっかり目のウェーブになってきた
- はっきりウェーブ感が欲しい時は3回転以上欲しい
✔︎ロッド3.5回転
3.5回転
- 根元付近からウェーブしている
- しっかりウェーブ感が出る
✂︎まとめ
今回は、パーマの回転数の検証をしました。
ロッドの回転数とウェーブの関係がわかると、スタイル写真を見た時に、ロッドの選定がやりやすくなるメリットがありますので、是非ご参考にしていただけると嬉しいです。
これからもパーマや他技術の検証を記事にしていきますので、引き続きご覧いただけると幸いです。
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