【パーマ実験】ロッドの回転数でパーマはこんなに違う

美容師用技術解説編



※美容師さんがする「パーマネントウェーブ(パーマ)」について書いています。

美容師さんがパーマをする際には、髪の毛に「ロッド」を巻いてパーマを当てます。



パーマは、その「ロッド」の回転数(何回転文巻くか)によって、ウェーブの出方が変わってきます。

つまり、美容師さんは「ロッド」を出したいウェーブに合わせて、選定していくのです!!


ですが、意外と「ロッドとウェーブの関係」がわかっていない美容師さんも多いのが現状…

そこで、今回僕が「ロッドの回転数とウェーブのでかた」を検証してみたので、本記事でご紹介していきますので、ご参考ください。


この記事を読むとこうなる…
  • ロッドを考えて選定できる
  • 画像を見たときにロッドを判断できる
  • パーマの理解が深まる



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ロッドの回転数とウェーブのでかたを検証

✂︎ロッド回転数の検証内容

 

  1. 12mmロッドを1回転から半回転ずつ上げていってウェーブの出方を見る
  2. 薬剤をつける
  3. ドライ後のウェーブを見る


としきくん
としきくん

これが理解できるとパーマも上手くいきそうだね♪

✂︎ロッド回転数検証の前提条件

 

  • 全て12mmのロッドを使用
  • オンベースで巻く
  • ステム45°で巻く
  • 薬剤はチオグリコール単品
  • 放置タイム
    《10分還元→TG+酸化剤5分放置→酸化剤10分放置→水洗》


◯検証の条件は以上です♪


としきくん
としきくん

それでは、検証の結果を見ていきましょう!!

✔︎検証開始


◯まずはロッドオン!

左から順に「1/1.5/2/2.5/3/3.5」回転に巻きました。



◯薬剤を塗布(チオ単品)

《10分還元→TG+酸化剤5分放置→酸化剤10分放置→水洗》



◯薬剤放置後水洗

 

↓ロッドアウト後水洗後のウェーブ↓


としきくん
としきくん

いい感じにウェーブしましたね!



◯ドライして完了


しっかりドライした状態で、結果を見ていきます♪

 

✔︎ロッド1回転


1回転
  • 毛先に軽く内巻きのカールがついた
  • 軽い内巻きボブや毛先に少しカール感が欲しいスタイル向き
✔︎ロッド1.5回転
1.5回転
  • sカールに近いウェーブが出ている
  • 軽くウェーブを出したい方向き
✔︎ロッド2回転

2回転
  • カールというよりウェーブになってくる
  • しっかりウェーブが出始める
✔︎ロッド2.5回転


2.5回転
  • さらにウェーブ感が出ている
✔︎ロッド3回転
3回転
  • しっかり目のウェーブになってきた
  • はっきりウェーブ感が欲しい時は3回転以上欲しい
✔︎ロッド3.5回転
3.5回転
  • 根元付近からウェーブしている
  • しっかりウェーブ感が出る

✂︎まとめ


今回は、パーマの回転数の検証をしました。

ロッドの回転数とウェーブの関係がわかると、スタイル写真を見た時に、ロッドの選定がやりやすくなるメリットがありますので、是非ご参考にしていただけると嬉しいです。

これからもパーマや他技術の検証を記事にしていきますので、引き続きご覧いただけると幸いです。

✂︎この記事を書いた人はこの人

・神戸市の美容師
・とくにナチュラルなショートやボブが得意
・仕事の合間にためになるブログを運営
・ギターを弾くのが好き
・写真撮影も好む
・DMにてご連絡お待ちしております
・としきのSNS【instaglam/youtube

・HOT PEPPYR BEAUTYからのご予約→【ご予約

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