ブリーチで髪を明るくしたいけど、「髪が痛むから」と美容師さんに止められた…
実際にブリーチしたけど、髪がバサバサになった…といった経験はありませんか??
ブリーチをして、せっかく綺麗な色になっても、髪がバサバサになってしまったら悲しいですよね…
美容師の僕が、「ブリーチで髪が痛む原因」と「ブリーチから髪を守る方法」をここで解説していこうと思います!
✴︎実際にサロンワークでお客様にもお伝えしている内容になりますので、是非ブリーチされる前にしっかり頭に入れておいてくださいね♪
- ブリーチをすると髪の毛のバリア機能のキューティクルがダメージし、バリアが浮いた状態にると、毛髪内の成分が流れ出て、結果ダメージし、パサついた髪の毛になります
ブリーチで髪が痛む理由と対策
✂︎ブリーチで髪が痛む原因について
まず「ブリーチ」とは、ブリーチ剤(脱色剤)を塗布すると、髪の表面にあるキューティクル(髪を守っている部分)を強制的に破壊し髪の毛の内部にある「メラニン色素」を引きずり出す(脱色する)ことによって、髪の毛を明るくしています
ブリーチ剤(bleach=漂白)とあるように、ブリーチ剤を塗布された髪の毛は、強いアルカリによって、キューティクル(表面のバリア)を浮き上がらせ、毛髪を膨潤させます(その際キューティクルにダメージを与え、傷付けます)
キューティクル(表面のバリア)を突破した後、内部(コルテックス)にある「メラニン色素(青・赤・黄)」を引っ張り出します⇨この際、毛髪内部にも損傷を与え「水分保持力」や「形状の維持力」が失われ、「パサつき」や「うねり」の原因になります
更に、ブリーチ後の髪はキューティクル(表面のバリア)が弱っているため、「ドライヤーやアイロンの熱」また「軽い摩擦」でもダメージを起こしやすいのです。なので、より繊細に扱い、ケアも心がけるようにして下さい!
✂︎ブリーチで髪を傷ませない方法・対策
ここで!どうしてもブリーチしたいあなたに、ブリーチをしても綺麗になるべく綺麗に保つ方法をご紹介!!
①ケアブリーチを使う
ブリーチ剤にも様々な種類があり、ダメージしやすい物や、ダメージレスのものがあります
なので、ブリーチする際はそのダメージレスブリーチ剤を使っているお店に行きましょう
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②ブリーチ前後にダメージ処理剤を使う
ケアブリーチ剤とは別で、ブリーチ前とブリーチ後にダメージ処理剤(ケラチン/ジカルボン酸/タンニン等)を使うと仕上がりのダメージが軽減されます
③ブリーチケアに特化したシャンプー&トリートメントを使う
ブリーチをした後はかなり髪の毛が繊細になっています
そんな状態で洗浄力の強い「市販のシャンプー」を使ってしまうと、かなり髪質は悪くなってしまいます
そこで、美容室に売っているブリーチケアに特化したシャンプーを使ってください
シャンプーは毎日使うもので、かなり髪質に影響を与えますので、ここは出費を惜しまず、良いシャンプー&トリートメントを使っていただくことを強くおすすめ致します
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④お風呂上がりはしっかり乾かす
お風呂上がりはとにかく早く、乾かすようにしてください!
お風呂上がりの髪の毛はキューティクルが開いた状態(バリアが弱い)で、とても傷つきやすい状態になっています
そんな状態のまま寝てしまうと、枕の摩擦で傷ついたり、乾燥してバサバサな髪になりますので、髪の毛が濡れた時はなるべく早く乾かすようにしてくださいね♪
そして、お風呂あがりはタオルで優しく拭いた後(擦らず揉むように拭き取る)必ず洗い流さないトリートメントを付けてから乾かすようにしてください
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✂︎まとめ
ブリーチをすると少なからずダメージはしてしまいますが、ダメージ対策によってはかなりダメージを軽減することができます
しっかり美容室でカウンセリングしてからブリーチをして、ご自宅でのケアも忘れずに行ってくださいね♪
ブリーチケアの手順
- ブリーチ剤はダメージ軽減のブリーチ剤を使用してもらう
- ブリーチ前後にはダメージ処理剤を使う
- 自宅でのシャンプーをブリーチケア用のものに変える
- お風呂上がりは、洗い流さないトリートメントをつけてしっかり乾かす
これをしっかりすることでブリーチによるダメージを抑えることができるので、理想の鮮やかな色味でもサラサラの髪を保つことができます!
これから、いろんな色に挑戦してヘアスタイルを楽しんでくださいっ♪
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